ネパール

ネパールはヒマラヤ山脈のカンチェンジュンガ山裾、ダージリンと隣合わせにあります。まだ知名度が高いとは言えないネパールティー。オーソドックスティーは、外観、アロマ、フルーティーな味わいともにダージリンティーのようで、地理や地形もダージリンによく似ています。しかし、肥沃なオーガニックの土地に育まれたネパールティーは、ダージリンティーに勝るとも劣らない馥郁とした香りで世界の紅茶愛飲家を魅了しています。

伝説上、8世紀にチベット国王が茶樹を贈ったことがネパールティーの起源とも言われています。一方、現実的な歴史家によると、隣接するダージリンでの茶栽培に影響され、ネパール東部でも茶栽培が始まったとも言われています。しかしながら、1863年にイラムに茶園が開墾されたことは疑う余地はありません。現在では、ネパール国内に約60の茶園があり、年間約2,500トンの上質な紅茶を生産しています。