大雪山普洱茶

アロマ

温かみのある揮発性の高い花香。

風味

口に含んだ瞬間に舞い上がる牡丹のような花の香と、重層感ある深い味わいでとろみがあります。少しのえぐみと収斂性はあるものの不快な感じはなく、このお茶のアクセントのようです。甘さが強く、後味はシナモンの香が広がり、独特の芳香を感じます。老斑章のような趣もあり、このお茶の力強さを味わえます。

好相性の食べ物
クッキーなどの焼き菓子。

コンディメンツ（お茶にあわせて）
ストレートで。

大雪山は、雲南省臨滄市双江県勐庫鎮の北西にあり、雲南大叶茶の発祥の地です。 標高2,200〜2,750mの大雪山脈の中腹部と上部、到達困難な原生林には、最も高くて密集した野生の古代の茶樹群落があり、そのほとんどは樹齢1,000年以上です。 中国農業科学院茶研究所、昆明植物学研究所、中国科学院、雲南省農業科学院茶研究所、その他の科学研究部門から植物の専門家と茶の専門家により、双江県の大雪山にある野生の古代茶は茶樹の原産地の1つとされました。

普洱茶といえば、雲南省双江県勐庫鎮の大葉茶で「勐庫大葉茶、その品種は英雄的」と言わざるを得ません。勐庫大葉茶は、乔木型、特大葉、早芽種であり、茶業界で高い評価を得ています。1984年、全国茶樹品種審査承認委員会は30種類の茶品種を評価し、勐库大叶茶、勐海大叶茶、凤庆大叶茶（勐庫大葉茶、勐海大葉茶、鳳青大葉茶）がリストに載りました。

雲南省臨滄市にある永徳大雪山自然保護区は最近、国務院によって国家自然保護区に昇格しました。永徳大雪山自然保護区は、1986年に雲南省人民政府の承認を得て省の自然保護区として設立され、総面積は17,541ヘクタールで、保護区は横度山脈の牛山山脈システムの南の延長に位置し、その主峰は中国本土の北回帰線近くの最高峰であり、瀾滄江と沼江の2つの主要な水系の流域です。主な保護対象は、山の中腹にある湿潤常緑広葉樹林に代表される自然生態系と、クロカンムリテナガザル(雲南西アジア種)、アオクジャク、雲南イチイ、モクレンなど64種の希少固有動植物種です。臨滄林業局の関係者によると、10年以上の管理と保護の後、永徳大雪山自然保護区は国家自然保護区を宣言するための条件を満たし、自然保護区の拡大、包括的な科学的調査、全体的な計画と設計、および2002年以来の国家自然保護区の宣言を実施し、5年間続いたと言われています。

大雪山の野生茶は、葉の表面は滑らかで無毛、葉の端は鋸歯状、お茶の水色はオレンジと黄色で、明るく、シナモンの香りが素晴らしく、ファーストアタックは甘く、香りは独特で、味はまろやかで、甘みは強くて長持ちし、複雑な味わいです。勐庫大雪山産の野生茶は、外観は油っぽく、色は濃い緑色で、産毛はありません。香りは夜来香が強く、お茶は当初強くて粗雑で、保管期間が短い場合、飲用には適しておらず、特に長期保存に適しています。 高山や鬱蒼とした森の中にあるため、原料の収穫が難しく、生産量が非常に少ないのが特徴です。