商品の特徴
アロマ
白茶のような白ユリの淡い香り。
風味
黒胡椒のようなスパイスと、マスカットのような風味があります。余韻にはマスクメロンのようなグリニッシュで甘い風味が広がります。一般的な緑茶に期待する風味より、はるか多くの要素を感じられます。贅沢な味わいです。
好相性の食べ物
トロピカルフルーツ。
コンディメンツ(お茶にあわせて)
ストレートで。
淹れ方
200cc
ティースプーン1杯/2g
98℃
2分
陽羨雪芽
広大な中国で、最も消費されているお茶は緑茶です。緑茶の中でも、唐代三大茶と言われる銘茶が存在します。一つは、中国初の皇帝直轄茶園となった浙江省の紫筍茶(リンク参照)、二つ目は四川省の蒙頂茶(リンク参照)、そして、三つ目にこの江蘇省の陽羨茶があります。
中国の茶館などで目にする下記の詩は、お茶を飲む感動体験について書かれています。
「一椀喉吻潤 両椀破孤悶 三椀捜枯腸 唯有文字五千巻 四椀発軽汗 平生不平事尽向毛孔散 五椀肌骨清 六椀通仙霊 七椀喫不得也 唯覚両腋習習清風生」
一杯目は、喉や唇を潤す
二杯目は、孤独が消える
三杯目は、空腹に染み渡り、あらゆる書物が浮かんでくるようになる
四杯目は、軽く汗ばみ、平素の不満が毛穴から放出される
五杯目は、肌も骨も清らかになる
六杯目は、仙人の霊性に通じる
七杯目は、もう飲む必要もなく、ただ、両脇からそよそよと清風が起こるだけだ。
唐代の詩人である廬仝(ろどう)が、友人から届いた、まだ皇帝まで届いていない新茶「陽羨茶」を飲んだ際の礼状の一部がこの詩で、陽羨茶は、上述のとおり、唐代三大茶として名高く、江蘇省宜興で作られる緑茶です。現在では、「陽羨雪芽」として名が残り、生産されています。
江蘇省宜興は冬は暖かく、夏は涼しく、穏やかな天候、霧が立ち込め、空気が新鮮で、茶栽培に適しています。陽羨雪芽は、花と果実の香りの自然な強い香り、軽い味、そして明るい水色です。そのため、「貴重なお茶」というラベルが付されます。茶葉の収穫技術は非常に複雑です。お茶の製造工程では、葉の柔らかい先端のみが使用されます。使用される葉の部分は、長さが1㎝を超えず、槍の先端のような形をしている必要があります。次の工程は、手で葉を繰り返しこね、こすり、転がすことです。陽羨雪芽は特に労働集約的なプロセスを伴いますが、最終的にはコンパクトで柔らかく、素晴らしく新鮮で芳香のあるお茶になり、独特の風味を持つ高品質の伝統茶です。
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