福鼎白牡丹

アロマ

胡蝶蘭の香。

風味

メロンに似た甘くフルーティーなノートから始まり、ミディアムボディの活き活きとしたカップ。蜂蜜やアーモンドのノートがフィニッシュに向けて強まります。

好相性の食べ物

チーズやバニラパンナコッタ。

コンディメンツ（お茶にあわせて）
ストレートで。

　福鼎白牡丹は、中国福建省福鼎市で早春に摘み取られた1つの蕾と2枚の小さな葉でできています。小さな白い芽は、非常に細い白い毛＜毛茸（もうじ）＞で覆われ、最後には銀色の穂先になります。

　福鼎白毫銀針も有名ですが、白毫銀針は茶葉の先端にある蕾のみで作られます。白牡丹は、銀針が少し成長した段階、つまり１つの蕾と2枚の葉（１芯２葉）で作られるのが違いです。

　中国で有名な白茶の産地には、政和と福鼎があり、いずれも福建省にあります。政和白茶は、中国から輸出も行われていますが、主に香港とマカオで販売されています。

　白牡丹の味は、オーク、ナッツ、バニラのような香りがします。白牡丹の香りは、オーク、ナッツ、バニラの香りがします。マスクメロンのようなフルーティーな香りに、甘いグリーンの色合いが端から奥に広がり、深みのある美しいカップに仕上がっています。

　カルキのない硬度の低めの水（浄水器を使用した水は空気が抜けるので、あまりお勧めできません。）を用いて、香りを感じたい場合は高温で、より甘みを愉しみたい場合は、70～80℃で淹れるのがおすすめです。水色は無色に近い色になりますが風味はしっかりと抽出されています。この繊細で軽い白茶は、とてもきれいで新鮮な味わいと繊細な花のような香りが特徴です。煌めくような透明な抽出液には繊細な残り香があり、渋みを排除した新鮮でまろやかな甘い味わいで草原のような風味が特徴です。