ロヒニ・モンスーンフラッシュ

 日本にあまり流通しないダージリンのモンスーンフラッシュは、7-8月の雨季に作られる。雨の多いお茶は、クオリティが劣ると思われがちだが、実際には、モンスーンフラッシュの中には非常にクオリティが高く驚くべきロットが存在する。ロヒニ茶園のこのモンスーンフラッシュもその一つで、フルーティーかつ麝香(ムスク)の風味で、ダージリンのセカンド・フラッシュの一級品にも勝るとも劣らない。

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商品コード: D052305001 カテゴリー: , タグ: , ,

商品の特徴

アロマ

オークウッド、ピーチ、ドライアプリコットの香りに柔らかなスパイスのニュアンス。

風味

まろやかなカップで、かなりバランスが取れており、口に含むとそれを十分に感じられる。飲み始めはネクタリンの美味な風味が感じられ、やがてオークウッドと湿った土のクリーンなノートが現れ、それがカップの長さを通して響く。フィニッシュにかけて、ドライ・アプリコットのような甘くフルーティーなニュアンスに変化する。後味は、花のようなアクセントと主張あるマスカテルの風味を感じられる。

好相性の食べ物
焼き菓子。肉料理。

コンディメンツ(お茶にあわせて)
ストレートで。

淹れ方

180cc

ティースプーン1杯 / 2g

98℃

2分

ロヒニ茶園

ロヒニ茶園はダージリン最大の茶園のひとつだった。1880年頃にイギリス人によって始められたが、下記の理由から記録が残っていない。

✓1962年、中国がインドを侵略した。その間、インド軍はロヒニの広大な土地を占領するのに好都合であった。ロヒニ茶園の経営者は農園を追われ、茶園の大部分は根こそぎにされた。

✓1995年10月31日頃、茶園は再開された。

✓1995年から2006年にかけて、約275エーカーの租借地に新しいクローン茶が植えられた。

✓2001年には製造工場が稼働した。

✓2005年と2006年には投資が行われ、100%の茶園が灌漑下に置かれた。275家族が農園で永続的な雇用を得ることができた。

しかしながら、英国人入植者は低地から高地へと向かって開拓を進めたと言われており、ダージリンの中では低地(標高700m以上)に属するロヒニ茶園は歴史的に最古の一つのダージリンの茶園と考えられる。

製茶に関しては、新品種の導入や珍しい品種の栽培にもチャレンジし、こだわりぬいたスペシャリティーティーの完成に情熱を注いでいる。広大な茶園面積を誇りつつも、あえて小型の機械を用いて、良質なお茶を小ロット生産することに愉しみを見出している。ロヒニ茶園は、ダージリンの中でもこだわりが強く、例えば、ロヒニ茶園で栽培された日本品種のやぶきた白茶は、ダージリンのテロワールを有しフローラルで甘美な味わいになり、目の離せない茶園である。

 


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